Wednesday, December 18, 2013

駒大、大学駅伝3冠へ“煙幕作戦”村山、中村「区間はまだ…」



駒大、大学駅伝3冠へ“煙幕作戦”村山、中村「区間はまだ…」
 窪田(右)、中村(左)とともに箱根駅伝に向け調整する駒大の村山
 「箱根駅伝」(14年1月2~3日、東京箱根10区間)

 年明け1月2、3日の箱根駅伝で大学駅伝3冠を目指す駒大が18日、都内のグラウンドで練習を公開した。6度の総合優勝経験を持つ大八木弘明監督(55)は、厳重態勢で08年以来の覇権を狙う。取材前に手を消毒、報道陣にはマスクを配るなど徹底。最終調整に、抜かりはなかった。


 主力の村山、中村は、ともに「区間はまだ決まっていない。どこでも全力で走ります」と言い、手の内を隠した。選手も含め駆け引きを開始。出雲駅伝、全日本駅伝で1区の区間賞に輝いた中村の起用法も、指揮官は「みんな1区と思うかもしれないが、後の区間も大事」とけむに巻いた。

 大八木監督は、駒大OBで同じ福島県出身のプロ野球DeNA・中畑清監督(59)と親交が深い。中畑監督からは「どうしたら勝てる組織になるのか教えてくれ」と懇願されることもあるという。今季は中畑監督が、駒大の新入生が受ける“座禅修行”を2軍落ちしていた時の梶谷に勧めたことがあり、梶谷が不振から立ち直るきっかけにもなった。

 いずれにせよ、目標の3冠を果たし、プロの世界に生きる先輩に勝ち方を見せる。

ママさんランナー赤羽、有終V誓う「最後は大阪と決めていた」



ママさんランナー赤羽、有終V誓う「最後は大阪と決めていた」
 大阪国際女子マラソンの記者会見に出席した(左から)小崎、赤羽、渡辺
 「大阪国際女子マラソン」(14年1月26日、長居陸上競技場発着)

 来年のアジア大会(仁川=韓国)の選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンの組織委員会は18日、大阪市内で国内外の招待選手を発表した。今大会限りでの現役引退を表明している“ママさんランナー”赤羽有紀子(34)=ホクレン=は思い出の大阪で有終Vを誓った。招待選手には04年アテネ五輪金メダリストの野口みずき(35)=シスメックス、12年ロンドン五輪代表の重友梨佐(26)=天満屋=らが名を連ねた。

 勝負にこだわり続けたママさんランナーは、最後も頂点しか頭になかった。赤羽は会見で「目標は優勝を目指しています」と有終Vを力強く宣言した。

 12年のロンドン五輪代表を逃し、今年の目標は自己ベストの2時間24分09秒の更新に置いた。だが4月のロンドン、7月のブリスベン、8月の北海道、10月のシカゴとも及ばなかった。

 「もうリオは目指せない。ここで引退と思った」と、16年リオ五輪までは長過ぎた。家事は夫に任せ、競技のみに打ち込んできた。06年に出産した長女はもう7歳。「合宿で1カ月も離れて、さみしくさせてしまってきた」。“普通のママ”に戻る時期と判断した。

 トラック競技で一番の思い出は、08年の日本陸上選手権女子1万メートル。渋井陽子(三井住友海上)、福士加代子(ワコール)とラスト1周までし烈な争いを続け2位となり、北京五輪に出場した。マラソンでは大阪国際女子に数々の思い出が詰まっている。09年の大阪でマラソンデビューし、いきなり2位。10年は途中棄権したが11年に初優勝した。

 「いいことも悪いこともあった場所。最後は大阪と決めていた」。ママさんランナーとして走り続けたマラソン人生の集大成。「娘がいたから元気をもらえた。娘がいなかったらここまで続けられなかった」。愛娘にママが最後の勇姿を見せる。

沙保里、新設の53キロ級挑戦へ「体重的にはちょうどいい」



沙保里、新設の53キロ級挑戦へ「体重的にはちょうどいい」
 階級変更を受け、会見する吉田沙保里=愛知県大府市の至学館大
 国際レスリング連盟(FILA)は17日、2016年リオデジャネイロ五輪などで実施する新階級を発表した。女子で五輪と世界選手権を合わせて14大会連続世界一の吉田沙保里(31)=ALSOK=の55キロ級がなくなり、吉田は18日、新たな53キロ級に挑むことを表明した。来年1月から採用。女子は2階級増え、48、53、58、63、69、75キロ級の6階級になる。五輪3連覇の伊調馨(ALSOK)の63キロ級は存続した。


 五輪3連覇中の吉田が、リオ五輪で自身の55キロ級が消滅することを受け、母校の至学館大(愛知県大府市)で会見した。慣れ親しんだ階級の消滅は「ショック」としながらも、「体重的には53キロ級がちょうどいい。自分にとっては、やりやすくなるのかな」と自信も見せた。

 吉田はこれまで、基本的に56、57キロの体重を維持し、計量時に2キロほど減量して戦ってきた。一方、海外勢は5キロほどの減量をこなす選手も珍しくない。試合当日には体重を増やすため、単純なパワー勝負では不利になることも多かった。

 栄和人監督(53)は「食生活でも、少し無理をして体重を増やしていた。階級変更はむしろ良かった」と歓迎する。吉田は「減量の苦しみも出てくると思う」と楽観はしていないが、「53キロ級で新しい記録をつくっていきたい」と前向きだ。

 21日には全日本選手権が開幕し、吉田は55キロ級で出場する。「この階級は最後になると思う。しっかり勝ち切りたい」と意気込んだ。

駒大3冠へ視界◎箱根駅伝Vアイテム入手



駒大3冠へ視界◎箱根駅伝Vアイテム入手
窪田主将(手前)を中心に必勝のVの字を作る駒大の選手たち(撮影・狩俣裕三)
 来年1月の箱根駅伝(2、3日)優勝候補筆頭の駒大が“Vアイテム”を手に、史上4校目の大学駅伝年度3冠を狙う。

 駒大は18日、都内の玉川キャンパスで練習を公開。名将・大八木弘明監督(55)は、ご法度にしていたサングラス着用の可能性を示唆した。

 茶髪にサングラス、ピアスまで…。指揮官の考えや気風も変わり、最近は選手の装いも変わってきた。そんな中、大八木監督はコーチ時代から、学生らしく-をモットーにサングラス着用を禁じてきた。その方針を少しだけ軟化させる。「風よけです。コンタクトの選手もいるから。透明のものを考えています」。

 日よけ用の色の入ったサングラスでなく、見た目はふつうの眼鏡。学生らしさを保ちつつ、選手たちの最良の走りを引き出すため、目の保護を目的としたアイテムだ。

FIBA警告 東京五輪で開催国枠消滅も



 来日中の国際バスケット連盟(FIBA)のパトリック・バウマン事務総長(46)が18日、日本バスケット連盟(JBA)に異例の警告をしたことを明かした。

 17日にJBA執行部と都内で会談を持ち、ナショナルリーグ(NBL)とbjリーグの2リーグがある状況の早期改善を通告。20年東京五輪の開催国枠での日本代表出場についても「検討する必要がある」と言及した。

 バウマン事務局長は都内の滞在先で、激しいジェスチャーも交えながらJBAへの懸念を表明した。

 「これまでもFIBAとして伝えてきたが、今回がラストチャンスだ。このままでは20年東京五輪に開催国として日本を出場させるかどうかも検討しなければいけない」。17日に都内でJBA執行部に会い、同様の警告を口頭で伝えた。極めて異例の改善勧告だ。